知っておくべきスロットですべきこととすべきでないこと

人々がスロットを好きだということは、ライブカジノとオンラインカジノを運営している人々にとっては当然のことです。

 

アメリカ合衆国を含む一部の国々では、スロットこそが最もプレーされているカジノゲームです。他の国々でもスロットの人気はテーブルゲームに迫っています。

 

すると自然に「スロットで勝つにはどうすればいいか？」という疑問が湧いてきます。また、関連して「スロットマシンで勝つためのシステムは存在するか？」や「他のプレーヤーたちはどうやってスロットで勝っているのか？」という疑問も生じてきます。

 

ですが、スロットは運任せのゲームです。ブラックジャックやポーカーのようにカジノ側の確率優位性に切り込める戦略は存在しません。スロットにおける確率は不変です。結果を変化させられる合法な方法は存在しませんが、みつかって、逮捕され、投獄されるまで成功を収める詐欺師たちもいます。

 

ですが、スロットから最大限の利益をあげるサポートをしてくれるアプローチがいくつかあります。

 

先に述べた大きな疑問に対して2段階のアプローチを取りながら、スロットをプレーする際のヒントと、長所と短所を利用したシステム、そしてスロットにおけるチートと詐欺について紹介していきます。こちらがスロットで勝つための方法に付け加えるべきヒントと注意事項です。

 

スロットに関するヒント：すべきこと

 

• デノミネーションがより高いスロットの方が払戻率が高い
• ジャックポットの対象になるために十分な金額のベットをする
• 自分の目標とプレー上の性格に合ったゲームを選ぶ
• 常に予算内でプレーする
• 大きく勝つために少額から始める、または「プライム・ポンプ」を用いる
• 列の端にあるマシンをプレーする
• 高額賞金が当選しているマシンを探す
• ニアミスを探す

 

スロットに関するヒント1：デノミネーションがより高いスロットの方が払戻率が高い

 

3リールのスロットがスロット業界を支配していた時代がありましたが、今では大多数がビデオスロットになっています：1ドルスロットよりも25セントスロットの方が払戻率が低いですが、5セントスロットはそれよりも更に低く、1セントスロットならもっと下がります。これは誰もが1ドルスロットをプレーすべきだという意味ではありません。

 

エンターテインメント性や個人的にゲームに対して求めることなど、払戻率以外の要素も存在するからです。

 

金銭上ことだけに限ったとしても、デノミネーションが高いほど賞金も高くなる代わりにリスクも高くなります。払戻率が95%の3コインの1ドルスロットに3ドルをベットする場合の平均的な損失額は、払戻率が86%の40ラインの1セントスロットに40セントをベットする場合よりも多くなります。

 

スロットに関するヒント2：プログレッシブスロットをプレーする場合、ジャックポットの対象になるために十分な金額のベットをする

 

プログレッシブスロットでは、1回にベットする金額の一部が1つまたは複数のジャックポットの金額に充当されます。

 

一般的に、3リールのスロットでは最高賞金額のプログレッシブジャックポットが1つ提供されており、その資格を得るにはベット額の上限でベットする必要があります。

 

例えば、3コインの1ドルスロットで1コインまたは2コインをベットしても、プログレッシブジャックポットが当たることはないということです。ペイライン上にジャックポットの組み合わせを揃えても、より低い固定された金額の賞金しか手に入れられません。

 

ビデオスロットでは、プログレッシブジャックポットには一般的に複数の段階があります。2から12ほどのプログレッシブレベルが提供されています。

 

一般的に、ミニや、マイナー、メジャー、そしてグランド、またはブロンズや、シルバー、ゴールド、そしてプラチナなどの4段階のプログレッシブレベルがあります。

 

ビデオスロットでは、ベット金額にかかわらずすべてのプレーヤーにジャックポット当選の資格があります。ですが、ジャックポット当選の資格を得るために別個のベットをしなければならないものもあります。

 

ジャックポットはプログレッシブスロットのメインイベントなので、他のスロットと比較するとジャックポット以外の賞金は少なくなっているのが一般的です。

 

賞金額の少ないスロットをプレーしないようにしましょう。ジャックポットの対象になるために十分な金額のベットをするようにしましょう。そういった金額でベットできない場合は、プログレッシブ形式でないスロットをプレーしましょう。

 

 

スロットに関するヒント3：自分の目標とプレー上の性格に合ったゲームを選ぶ

 

あなたが求めているのは最高クラスのジャックポットのチャンスを与えてくれるスロットですか？それとも頻繁に少額の賞金を獲得して長くプレーできるスロットですか？

 

ゲームの設計者たちはあらゆるフォーマットを試しているのでこういった区別は思ったほどはっきりしていませんが、いくつかの一般的なガイドラインがあります。

 

3リールのスロットはジャックポットに重点を置いていますが、当選する頻度が低いので負けるスピンも多くなります。こういったスロットなら大金を獲得できる可能性がありますが、急速に資金が失われる見込みも高くなっています。

 

ピックアップボーナスがあるビデオスロットでは、画面上に表示されるギフトボックスや、料理の皿、エイリアン、または他のゲームアイコンを選択するとボーナスが判明します。

 

一般的に、ピックアップボーナスをフィーチャーしているビデオスロットは当たる頻度が高いのでより長くプレーできますが、高額のジャックポットをゲットできるチャンスは少なくなっています。

 

メインのボーナスとしてフリースピンをフィーチャーしているビデオスロットは、一般的にボラティリティと高額賞金の可能性という面で、3リールのスロットとピックアップスロットの間に位置しています。

 

フリースピンの間に追加のベットをすることはできませんが、最高額のジャックポットまでの何らかの金額を獲得できる可能性があります。ですが、フリースピン中になにも獲得できないこともあり得ます。

 

ボーナスから何も得られない可能性によって、ピックアップボーナスよりも高額の賞金を得られる可能性とのバランスが取られているということです。

 

ジャックポットのチャンスや、ピックアップボーナスでプレーヤーとして参加する機会、そしてフリースピンの当たり外れ的な性質など、どこに価値を見出すかはあなた次第です。

スロットに関するヒント4：常に予算内でプレーし、限度に達したらベット額を減らしたりプレーするのを止めたりする

 

スロットをプレーすると殆どの場合損をする結果となります。そして、その事実を変えることはできません。

 

ときには勝てることもありますし、大きく勝てることもあるかもしれません。そんなときが来たら大いに楽しみましょう。

 

ですが、失ってもいい金額以上を決してベットしてはいけません。常に自分の資金に合った範囲内でプレーするようにしましょう。

 

基本的なルールとして、250回ベットできるくらいの資金を用意すれば、90%は3時間ほどプレーできます。

 

200ドルの予算でライブカジノやオンラインカジノを利用する場合は、1ドルスロットをプレーするべきではありません。仮に1ドルスロットをプレーするにしても、100ドルを失ったらすぐに止めるか、1セントスロットに切り替えましょう。

 

スロットではクラップスやルーレットのように複数のベットを組み合わせることはできませんし、ブラックジャックにおけるカードカウンティングのように確率を変動させる方法も存在しません。ですが、スロットプレーヤーたちも長年にわたって様々なシステムにトライしてきました。

 

ですが、いずれにせよスロットの確率が変わることはなく、すべてのスピンで一定です。最もクリエイティブなシステムはトライすれば楽しいかもしれませんが、だからといって安定して勝てるようにはなりません。

 

 

スロットに関するヒント5：大きく勝つために少額から始める、または「プライム・ポンプ」を用いる

 

「プライム・ポンプ」を用いるプレーヤーたちはすぐに勝てると思っていません。そういったプレーヤーたちは少額のベットから始めて、徐々に増やしながら勝利が訪れるときに大きくベットできることを願っています。

 

ですが、実際のところ最初でも後でも勝てる可能性は同じなので、少額から始めることによって利益のチャンスを逃す可能性があります。すべてのスピンで同一の金額をベットし続けたとしても、払戻率が変わることはありません。

 

多くのシステムをテストしてきたスロットプレーヤーであるChuck Flickが、特定のパターンでベット額を増やすことによって「プライム・ポンプ」を試しました。彼はその5回の試行で4回損失を出し1回利益を上げましたが、これは少額から始めない場合と変わらない通常の結果でした。

スロットに関するヒント6：列の端にあるマシンをプレーする

 

この理論は、列の端にあるスロットは行きかう他のプレーヤーたちの目に留まるので、カジノ側がスロットが当選する所をその他のプレーヤーたちに見せるために当たる確率を高めているという説に基づいています。

 

かつてのようにコインがトレーに積み上げられるのではなく、バーコードのチケットで払い戻しがされる現在ではそういった利点も薄れています。もはや明らかな勝利のサインはありません。

 

最新のカジノでは、同じタイプのスロットの当選確率は一般的にすべて同じです。

 

 

スロットに関するヒント7：高額賞金が当選しているマシンを探す

 

一部のプレーヤーたちは高額賞金が当選しているスロットを好んでプレーしています。それはそのスロットがホットになっていると思っているからです。対照的に、高額賞金が当選した後はコールドになると考え、そういったスロットを避けているプレーヤーたちもいます。

 

どちらの方向にも考えることができます。コールドなスロットが不発なだけだと考えるプレーヤーもいれば、ホットになった後だからだと考えるプレーヤーもいるということです。

 

現実はと言えば、すべての連勝は数百回や数千回のプレーの間における通常の払戻率から生じた偶然でしかありません。

 

スロットがホットやコールドになることはなく、直前に発生した当選が以降のプレーに関する何らかの情報になることもありません。

 

スロットに関するヒント8：ニアミスを探す

 

ニアミスというのは、当選はしないまでもジャックポットの組み合わせがほぼ揃ったということを意味しています。

 

確かにスロットを選ぶ際に様々な情報を吟味することは興味深いですが、ニアミスはその後に結果とは全く関係ありません。

 

ニアミスは将来の結果とは無関係ですし、

 

スロットのシステムとも関係がありません。ニアミスはそのスロットへの興味を引き付けてくれますが、結果に影響することもありませんし、当選するスロットに導いてくれることもありません。

 

スロットに関するヒント：すべきでないこと

 

• ストリング理論
• スラッグの使用
• 磁力
• 内部侵入
• チップによるチート

 

大きな金の動きがあるあらゆる業界では、ルールの外側からシステムに介入しようとする人々が必ず存在します。

 

物理的なデバイスでチート行為が可能なライブカジノのスロットは、オンラインカジノのスロットよりも詐欺行為に対して脆弱です。

 

カジノが許可制になっている地域の法律は、スロットにおけるチート行為に対して非常に厳しいものになっています。認可されているカジノでチート行為を行った場合、重罪となり厳しい実刑判決が下される可能性があります。

それでも詐欺行為を働く一部のプレーヤーたちは以下のようなことを試みています：

 

スロットに関するヒント9：ストリング理論

 

すべてのスロットがコイン投入口のある3リールのスロットだった時代、チート行為者はコインに紐を取り付けて詐欺行為におよんでいました。

 

この方法は、スロットにコインを投入してスロットにクレジットが表示されてから紐を使ってコインを取り出すというものでした。

 

ネバダ州のある女は、遠くから見てもすぐに分かるようなカラフルな糸を使ってコインを取り出していたところで捕まりました。他の事例はこれほど分かりやすいものではありませんでしたが、捕まったチート行為者は訴追されました。

 

スロットのメーカーは、このチート行為ができないようにコイン投入口をもっと安全な設計にしています。現在、殆どのスロットには上部のコイン投入口はなく、紙幣やチケットしか受け付けていません。

 

スロットに関するヒント10：スラッグの使用

 

偽のコインまたはスラッグは、スロットでコインを使用できる場合、カジノにとって問題でした。

 

こういったスラッグの中には、なんのデザインも施されていない単純に円形の金属といったものもありました。もっと精巧なものもあり、ニュージャージー州で使用されていたスロット用コインに非常に似たアメリカ合衆国東地区のスタンプが押されているものもありました。

 

金属と加工費が本物のコインよりも遥かに安い限り、スラッグを作ろうとするチート行為者にはインセンティブがあります。

 

この問題を解決するために、コイン認識ソフトウェアが徐々に洗練されてきています。

 

スロットに関するヒント11：磁力

 

1960年台と1970年代のスロットの一部は一般的な磁石に対して脆弱でした。

 

チート行為者は磁石を使ってリールを自由に操ることができたのです。こういった磁石はリールに当たりの組み合わせが揃うまで取り除かれませんでした。

 

1980年代には、より高度な上下部分のある機会が使用されました。上部は金属の棒になっていて一方が湾曲しており、下部はワイヤー状になっていました。

 

このワイヤーを金属の接触部に当てるためにコイン投入口から挿入すると、湾曲した上部がコイン投入口で引っかかるという仕組みでした。この組み合わせが回路を形成してコイン排出機構を起動させてスロットからコインを出させていました。

 

重要な部分を磁石から守るためのシールドが組み込まれたので、電気回路を形成することが不可能になっています。

 

スロットに関するヒント12：内部侵入

 

この詐欺行為は1990年代のいわゆる「ビッグ・バーサ」スロットで行われました。ビッグ・バーサは他のスロットよりも大きく幅広でした。

 

あるネバダ州の集団がビッグ・バーサの周りに集まった後に逮捕されました。スロットの前面が開けられ、1人の女が内部に入ってから、ほぼ閉じられていました。そして、その女が結果を操作していたのです。

 

集団の他のメンバーが取り囲んでいたので、周りの利用者たちからはいつもどおりに見えていましたが、警備員には通用しませんでした。

 

スロットに関するヒント13：チップによるチート

 

ネバダ州ゲーミング委員会のソフトウェアエンジニアが、あるスロット用のコンピューターチップをプログラムしました。このチップは一見すると通常どおりに機能しますが、内情を知っている者ならチートコードを利用することができました。

 

具体的には、特定の順番で特定の枚数のコインを投入すると払戻しが行われたのです。

 

このエンジニアはもちろん逮捕されました。

 

最後により一般的なヒントをご紹介します。最も重要なことは、スロットの仕組みを徹底的に理解することです。そうすれば、何が期待できるかをより深く理解して、特定のスロットの特徴に合わせてプレースタイルを調整することができます。