より良いプレーヤーになるためのポーカーのヒント
ノーリミットホールデムで勝つ上で有効な素早く憶えられるポーカー必勝法を探しているなら、あなたは運が良いです!
この記事では、ポーカープレーヤーとして更に自信を深め利益を上げるための10の戦術と戦略をまとめました。
このリストを利用したからといって毎回勝てるわけではありませんが(最高のポーカープレーヤーでもそんな事はできません)、プレーするのがキャッシュゲームでも、トーナメントでも、ライブポーカーでも、オンラインでもプレーを改善する上で役立つはずです。
さぁ、飛び込みましょう!
ヒント#1:より少ないハンドを積極的にプレーしましょう
ノーリミットホールデムでフロップする前にプレーできるスターティングハンドの数には制限があり、これは世界最高のプレーヤーであっても同じです。プレーするハンドが多すぎれば、(幸運の女神を味方にでもしていない限り)あっという間にチップを失ってしまうでしょう。
しっかりとしたプリフロップ戦略を構築する事は、利益を改善する上で最も簡単で速い方法です。ですが、しっかりとしたプリフロップの範囲を構築する事は比較的簡単ですが、それに従い続ける規律を身に着ける事は困難です。焦りを抑えられずにプレーする価値のないハンドをプレーしてはいけません。
最善のアプローチは強力でプレー可能なハンドのタイトな範囲内でプレーする事で、そういったハンドは積極的にプレーする必要があります。7♠ 6♠ や 5♥ 5♣などの不確かなハンドを含めた全てのハンドを積極的にプレーする事によって、実際のハンドの強さを偽装する事ができます。
レイズをすれば相手はこちらのハンドがA-Aや、A-K、または7-6かどうかを知る事は出来ないので、対抗するのが非常に困難になります。タイトな範囲と積極性が勝利をもたらします!
ヒント#2:最初にリンプするプレーヤーになってはいけません
リンプ(単純にビッグブラインドリンプ)は、ポットに入れる最初のプレーヤーとして絶対にすべきではありません。このプレーを避けるべき理由には以下の2つの点があります:
- レイズをした場合のように、ポットをフロップの前に獲得する事ができない。
- 他のプレーヤーたちに非常に魅力的なポットオッズを与える事によって、複数のプレーヤーたちと相対する可能性が高まるので、ポットを獲得できる可能性が低下する。
リンプをする事が許容できる唯一の状況は、少なくとも1人の他のプレーヤーが既にリンプしている場合だけです。この状況はオーバーリンプと呼ばれており、良いプレーになる可能性があります。なぜなら、このアクションに参加すれば優れたポッドオッズになるので、フロップで何か良い結果が出る事を期待できます。
ヒント#3:ドローで積極的にセミブラフしましょう
本当にポーカーで勝ちたいなら、効果的にブラフをする必要があります。ですが、効果的でないブラフはポーカーで最も速く資金を失ってしまう原因になります。それでは、どのようにしてブラフの頻度をコントロールしたらいいでしょう?
ブラフをする上で最も効果的な方法は、ブラフをするかどうかを持っているカードによって決める事です。つまり、ストレートドローや、フラッシュドロー、または単純なオーバーカードもしくはトゥートゥーザボードなど、以降の段階で最高のハンドに改善する可能性があるハンドでブラフをするという事です。
こういったドローを、ブラフがコールされた場合のためのバックアッププランとして考えましょう。
ポーカープレーヤーたちは、こういったハンドの事を「セミブラフ」と呼んでいます。なぜなら、ブラフ自体を超えた可能性があるからです。セミブラフについてはこちらから更に学ぶ事ができます。
ポーカーを始めたばかりなら、リバーの前に全く何もないハンドでブラフをする事はお勧めできません(例外的な1つの状況を後ほどご紹介します)。
ヒント#4:ポットを増やすために強いハンドを素早くプレーして更に利益を上げましょう
あるプレーヤーがフロップしたナッツフラッシュを3回チェックした後に、相手がリバーをチェックし返した際にハンドをぎこちなく保留しなければならないのを見るのは悲しいシーンです。しばしばプレースピードが遅くなる事は、強いハンドを持っているときにポットから出てきた相手を追いかける事を恐れているプレーヤーたちの間で一般的なミスです。
殆どの場合、自分の強いハンドにベットしてポットを増やし、自分のエクイティを守るのがベストです。これは強いハンドをポストフロップで常にベット/レイズすべきだという事ではありません。以下のような場合はチェックする事ができます:
- ドローで負ける可能性が低い場合。
- 以降のストリートで支払が妨げられるスケアカードが多くない場合。
- 相手のレンジがショーダウンの無い値を持つハンドに偏重している場合。
ですが、不確かな場合は単純にベットしましょう(または、プリフロップで積極的なプレーヤーでないならチェック-レイズしましょう)。相手がフォールドしてしまった場合は残念ですが、ドローで負けたり潜在的な価値を見逃したりする事ほど残念ではありません。
このインフォグラフィックをチェックして、ポーカーの速いプレーと遅いプレーの基本的なコンセプトについて更に学びましょう。
ヒント#5:ビッグブラインドを(適切なハンドで)守りましょう
ポットには既に1つのビッグブラインドが投資されているので、ビッグブラインドは特別なポジションです。この理由から、ビッグブラインドのポジションについている際にレイズに直面した場合は、他のポジションよりもコールするポットオッズが優れています-これは割引の様なものとして考えましょう。
この割引とプリフロップで最後に行動するプレーヤーであるという事実によって、別のポジションについている場合よりも多くのハンドで利益の出るコールをする事ができます。これは、9♠ 5♦などの良くないハンドでレイズすべきだというわけではありませんが、K♣ 9♦やQ♥ 6♥などの、よりボーダーラインなハンドが殆どの場合にプレー可能なものになります。
厳密にどれくらい広範囲に守るべきかは多くの要素によって変化します-こちらは主な4つの要素です:
- レイズしたプレーヤーのポジション(早いポジションのプレーヤーには固くプレーし、遅いポジションのプレーヤーには緩くプレーしましょう)。
- ハンド内のプレーヤーの数(1人以上のプレーヤーが既にレイズをコールしている場合は固くプレーし、マルチウェイポットで上手くいくハンドでのみコールしましょう)。
- レイズのサイズ(ベットのサイズが大きければ大きいほどプレーをタイトにするべきで、その逆も当てはまります)。
- スタックのサイズ(ショートスタックの場合は、不確かなハンドのプレーを減らし、ハイカードの強みを優先しましょう)。
相手のプレーヤーがポストフロップでコンテニュエーションベットをする頻度など、他にも重要な要素がありますが、上であげた3つが考慮すべき主な要素です。
ヒント#6:自信がない場合はフォールドしましょう
悪いプレーヤーとプロフェショナルなプレーヤーとの間で最も大きな違いが何だか知りたいですか?それは、自分が負けると思ったときに優れたハンドをトップペアのようにフォールドできる能力です。
これは非常にシンプルに聞こえるかもしれませんが、実際に行う事は非常に困難です。その理由の一部は脳の仕組みにあります。自然な傾向として、人は好奇心と勝ちたいという気持ちを持っています。フォールドをするとポットを獲得できるチャンスを放棄する事になる上に、相手が持っているハンドを知りたいという好奇心を満たす事もできなくなります。
余りにも頻繁に間違った状況でコールする事は、(効果的でないブラフに次いで)2番目に速く負ける原因です。コールまたはフォールドとベットまたはレイズで迷っている場合は常にフォールドしましょう。
プロヒント:こういった状況でフォールドする際は、セッションの後に正しいフォールドをしたかどうかを把握できるように、ハンドの詳細をメモしておくようにしましょう。こういったハンドの研究や議論をする事は、継続的にスキルを改善したり、ポーカー知識におけるギャップを埋めたりする上で素晴らしい方法です。
ヒント#7:相手が弱みを見せた時に攻撃しましょう
プレーヤーたちは、複数のベットをコールできるハンドを、すべき頻度でチェックしません。つまり、チェックをするときは一般的に比較的弱いハンドとなり、複数のベットに直面するとフォールドする事が多くなるという事です。こういった状況は、先に触れた「何の意味も無いブラフ」になってしまう状況です。
相手がヘッズアップのポットで多くの弱みを見せたら(フロップとターンでチェックするなど)、そういった弱みを積極的なブラフ戦略を使って利用する事ができます。一般的なセミブラフでベットするべきであるだけでなく、何もないハンドで純粋なブラフとしてベットもすべきで、理想を言えばブロッカー効果を持つものでベットをしましょう。
ヒント#8:トーナメントの序盤では積極的にプレーし、生き残りを心配しないようにしましょう
スタックを保護すべきタイミングと場所がありますが、トーナメントの序盤はその段階ではありません。これはポーカーのトーナメント戦略において最も誤解されている側面の1つです。
利益を出した状態でフィニッシュするには、最初のスタックの少なくとも2倍または3倍(一般的にはもっと)を持っていなければならない事を考慮しましょう。トーナメントを勝ち進むためのスタックの増やすには、ディフェンシブにプレーするよりも序盤は積極的にプレーすべきです。
ショートスタックになりマネーバブルやペイジャンプが近づいてから、より生き残りを目指したプレースタイルを利用するようにしましょう。このトーナメント戦略の重要な部分の詳細はこちらからご覧いただけます。
トーナメントをプレーしますか? トーナメントを勝ち進む頻度を上げるための7つのヒントを読んでおいたほうがいいかもしれません。
ヒント#9:プレーしたいと思える時だけプレーしましょう
ポーカーは、趣味としてプレーするにしてもプロのプレーヤーとしてプレーするにしても、楽しいものであるべきです。楽しくプレーできている時に最もパフォーマンスが高まるので、そういう気分の時にだけ、この精神的に負担の大きなゲームをプレーすべきである事は理にかなっています。
フラストレーションや、疲労、または怒りを感じているなら、すぐにセッションを切り上げるべきでしょう。そうすれば自分自身と大量の資金を救う事になる可能性が高いでしょう。ポーカーは翌日でも同じようにプレーできます。
プロヒント:セッションを始める前に、最初のハンドでオールインして全てのスタックを失う事を想像してみましょう。そういった可能性を考える事で心が乱されないなら、長いセッションで優れたプレーをする準備ができているという事です。ですが、最初のハンドでオールインしてバイインの1つを失うイメージに耐えられないようなら、プレーする事を考え直しましょう。
ヒント#10:良いゲームだけをプレーしましょう
テーブルについてから最初の1時間で勝つ事ができないなら敗者です。
この事はラウンダーズ(1998年)で(Matt Damonが演じた)Mike McDermottが言ったときから今でも真実です。ポーカーで勝ちたいなら自分よりも弱いプレーを相手にプレーする必要があります。
このように考えてみましょう:あなたは世界で9番目に優れたポーカープレーヤーで、殆どの場合はテーブルで最も優れたプレーヤーです。ですが、世界で8番目に優れたプレーヤーと同じテーブルについたとすれば、敗者になってしまいます。
常に勝つ可能性が最も高い状態に身を置くべきです。これこそポーカーをプレーする際はエゴを捨てる事が重要な理由です。
勝率をプラスにしたいなら一般的にテーブルについているプレーヤーたちの半数よりは優れている必要があります。そして、大きな利益を上げたいなら、出来るだけ最悪のプレーヤーたちとプレーするべきです。
こちらが優れたポーカーをプレーするためのチェックリストです:
✔️ 少なくとも1人のプレーヤーが頻繁にリンプする。
✔️ 多くのマルチウェイポットがある。
✔️ 再レイズが非常に稀または非常に頻繁のいずれかである。
これらの内の2つの項目に当てはまっていれば、利益をあげる上で有利な立場にあります。これらの項目のどれにも当てはまらない場合は、(自分のポーカー戦略をテストしたいのでもなければ)席を立ってもっと有利なテーブルを探しましょう。
オンラインポーカーをプレーする場合は、殆どのポーカーサイトで提供されているテーブルの統計情報を利用しましょう。オンラインポーカーでは、平均ポットサイズが大きく、フロップを見ているプレーヤーの割合が高いテーブルを選びましょう。これは新規のプレーヤーたちが一般的に見逃しているオンラインポーカーにおける重要な戦略です。
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